設備要件は、ウォータージェットの仕様によって多少の違いがありますのでご了承ください。
1. 清浄なエアーの供給 ― 今日普及している空気圧縮機であれば十分機能します。エアーは、水位制御の調整やアクチュエータとソレノイドの操作、加工部品のドライ作業などに使用します。
2. 電気 ― 便宜上、全ての電力はシングル接点での供給となり、機械制御や操作システムと同様に、ポンプは30-200HPの加圧が可能です。
3. 水 ― ウォータージェットにはもちろん水が必要です。ほとんどのシステムで加工時に1-2gpmの水を要し、ポンプのモデルによっては冷却水用の水も必要となります。また水質検査を行い、必要に応じて軟水装置を取り付けることで加工に適した水質を作り出します。
4. 設置場所 ― 全ての始まりは良質な基盤からと言われますが、ウォータージェットも例外ではありません。高精度な加工をするためには、平らで適当な強度のある床面が必要となります。