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ウォータージェットは、音速を超えるジェット水流による切断加工技術です。いかに高速なジェット水流を生成するかは、圧力の高さにかかっています。圧力が上昇するとジェット水流の速度が上がり、加工のパワー密度を高めてくれるのです。加工のパワー密度とは?
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そのパワーの要はウォータージェットのポンプです。
ポンプはウォータージェットシステムの心臓部であり、高圧水を生成し断続的にシステムへと送ります。そしてその高圧水が、カッティングヘッドから超音速で噴射されるのです。
圧力の上昇はウォータージェットの生産性を大いに高めます。
カッティングヘッドのパラメータが一定に保たれていれば、材料の種類や厚さに関わらず、切断速度は圧力の上昇と共に増加していきます。
アブレイシブウォータージェットの水流を最大限加速させることで、石材からアルミ、あるいは鋼材から特殊な合成材などあらゆる素材において、従来の130%-150%の切断速度を実現します。
切断速度の向上により、多くの部材を加工することができるようになり生産量も増加します。これにより社内生産、受注生産、委託加工を問わず、より短時間でより多くの加工が可能になります。
水流速度もウォータージェット加工における大切なポイントの一つです。
ろ過された水道水が60,000 psi から94,000 psiの圧力でウォータジェットのポンプに送り込まれ、そこで加圧された高圧水が配管を通りカッティングヘッドへと高い圧力を保ったまま流れていきます。そしてカッティングヘッド内のジュエルオリフィスを通り、音速を超える速度のジェット水流が生成されます。 つまり高圧水がジュエルオリフィスから噴射される行程がポイントで、この瞬間にすべての圧力が速度に変換されます。その際に圧力が高ければ高いほど、水流速度も増加するということです。
ウォータージェット用語集で、ウォータージェットに関する知識を広げましょう。
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